ピコン。
静かな部屋に、心臓に悪い軽快な音が響き渡る。
私の視線が、スローモーションのように画面の最下部に吸い付けられた。
結菜:『ねえ、空。もし私が、空のこと好きって言ったらどうする?』
「う、嘘、でしょ……っ!?」嘘だと言ってほしかった。
文字の後ろには、冗談を意味する絵文字も、「なんてね」の言葉も何もない。
ただの、真っ直ぐすぎる、逃げ道のないストレートな告白。それが、空のアカウントに向かって、完全に送信されてしまっていた。
「あわわわ、消さなきゃ、送信取り消し……っ!」涙目になりながら、送ったばかりの自分の吹き出しを必死に長押しする。
画面にメニューが表示されて、『送信取り消し』の項目に指を伸ばそうとした、まさにその一瞬。
トーク画面の左側。
私が送ったばかりの文字のすぐ横に、冷酷なほど一瞬で、その2文字が現れた。
『既読』
「え……?」
頭の中が、真っ白な霧に包まれたみたいになった。送信してから、まだ3秒も経っていない。
あまりの衝撃に手からスマホが滑り落ち、ベッドのシーツの上にボトッと鈍い音を立てて落ちた。
空は、スマホを見ていたんだ。
静かな部屋に、心臓に悪い軽快な音が響き渡る。
私の視線が、スローモーションのように画面の最下部に吸い付けられた。
結菜:『ねえ、空。もし私が、空のこと好きって言ったらどうする?』
「う、嘘、でしょ……っ!?」嘘だと言ってほしかった。
文字の後ろには、冗談を意味する絵文字も、「なんてね」の言葉も何もない。
ただの、真っ直ぐすぎる、逃げ道のないストレートな告白。それが、空のアカウントに向かって、完全に送信されてしまっていた。
「あわわわ、消さなきゃ、送信取り消し……っ!」涙目になりながら、送ったばかりの自分の吹き出しを必死に長押しする。
画面にメニューが表示されて、『送信取り消し』の項目に指を伸ばそうとした、まさにその一瞬。
トーク画面の左側。
私が送ったばかりの文字のすぐ横に、冷酷なほど一瞬で、その2文字が現れた。
『既読』
「え……?」
頭の中が、真っ白な霧に包まれたみたいになった。送信してから、まだ3秒も経っていない。
あまりの衝撃に手からスマホが滑り落ち、ベッドのシーツの上にボトッと鈍い音を立てて落ちた。
空は、スマホを見ていたんだ。

