君と私の、6年目の答え合わせ

学校の靴箱に着くと、そこにはすでに真白と雷くんが待っていた。
真白はニヤニヤとした笑みを浮かべ、雷くんはいつも通りぶっきらぼうに空の肩を小突く。
「ちょっと結菜〜? 今朝は空と二人で登校なんて、どういう風の吹き回し? 私に隠し事はナシって言ったよね!」「あーあ、空のやつ、昨日の夜から急にニヤニヤしだしたと思ったらそういうことかよ。やっとくっついたのかよ。
おめでとう、二人とも」
「なっ、雷、お前言い方……!」
顔を真っ赤にする空を見て、真白が嬉しそうに私の腕に飛びついてくる。
4人の幼馴染としての特等席は、何一つ壊れていなかった。それどころか、もっと新しくて、もっと温かい毎日の始まりを、みんなの笑顔が祝福してくれているようだった。
「ほら、早く教室行こうよ! 宿題見せてくれるんでしょ、結菜ちゃん?」
「あ、待ってよ真白! 空、いちごミルク奢るの忘れないでね!」
「わかってるって。……ほら、行くぞ」
空が私の歩幅に合わせて、そっと一歩、隣に近づいて歩いてくれる。
チャイムの音が鳴り響く校舎へと向かって、私たちは新しい一歩を踏み出した。