久我くんの過保護が止まらない!

きっと何匹も――

びりっ

「.....あ。」

今度は湊のポイが破れた。

あんなにドヤ顔をしていたのに、陽菜に負けず劣らずものの数十秒で。

「…………」

「…………」

今度は陽菜が吹き出した。

「ふふっ……!」

「……。」

「一匹もすくえてないじゃん!」

「うるさいわ」

「『ほら見とき』って言ってたの誰だっけ?」

「うるさいっちゅーの」

「開始三秒!」

「陽菜。」

「なに?」

「一回黙ろか。」

「やだ〜」

けらけら笑う陽菜に、湊は不機嫌そうに眉をひそめる。

耳がほんのり赤くなっていた。