久我くんの過保護が止まらない!

湊は唇を噛んだ。

「……ぷっ。」

「笑った?」

「いや。」

「今笑ったよね?」

「笑ってへんよ」

「絶対笑った!」

肩を震わせ、完全に笑っている湊。

「もー!」

陽菜が頬を膨らませる。

それを見て、湊は自分の番だと言わんばかりに、水槽へポイを入れた。

「ほら見とき。」

すっと水の中へ入れる。

動きは意外なほどに丁寧で、たしかに上手そうだ。

「おぉ……」

陽菜が思わず感心する。

これは期待できる。

さすが湊。

運動神経もいいし、手先も器用だ。