久我くんの過保護が止まらない!

一方の湊も、表情こそいつも通りだったが、内心はまるで落ち着いていなかった。

―――何やそれ、可愛すぎひん?

似合うとは思っていた。

でも、まさかここまでとは。

いつも見慣れているはずの陽菜なのに、今日は別人みたいに見える。

可愛い。

いや、可愛いなんてもんじゃあらへん。

(……あかん、直視できん。)

そんなことを考えていると、

「湊?」

不意に名前を呼ばれた。

「...........なんや?」

「変じゃ、ない……?」

恐る恐る尋ねる陽菜。

その顔は少しだけ不安そうで、それでいて期待しているようでもあった。

湊が一瞬だけ固まる。

「……」

変?

どこが。

むしろ可愛すぎるくらいやし。

その言葉が喉まで出かかり、ギリギリのところで理性が働く。

言うな落ち着け。