久我くんの過保護が止まらない!

ぐうの音も出ない質問だった。

なんでだろう。

本当になんでだろう。

「……たまにはええやろ」

陽菜は数秒考えてから、ふわりと笑った。

「もちろん行く!」

その笑顔に湊は少しだけ視線を逸らす。

やっぱり誘わなければよかったかもしれない。

「私たこ焼き食べたいな〜」

「まだ一週間先やで」

「かき氷も!」

「気が早い」

「綿あめも!」

「食いもんしかあらへんやん」

楽しそうに笑う陽菜を横目にして、湊は小さくため息を吐いた。

まあいいか、たまには。