久我くんの過保護が止まらない!

その様子を見ていた周囲の生徒たちが笑い始める。

「仲良いなぁ」

「昨日会ったばっかりなのに」

「犬みたい」

「分かる」

まさしくその通りだった。

一方、湊は少し離れた場所からその光景を眺めていた。

「……」

「……」

なんとも言えない顔で。

「湊?」

陽菜が首を傾げる。

「どうしたの?」

「別に」

即答だった。

陽菜が笑い、つられるようにして渚も笑う。

(なんか仲良さそうやな。)

「……」

面白くない。