一瞬。 翡翠が固まる。 そして次の瞬間。 ぱっと顔が明るくなった。 分かりやすいくらい。 「いいの?」 嬉しそうな声。 その反応に美都は少しだけ驚く。 頼まれた方がそんな顔をするだろうか。 普通は逆だ。 面倒だと思うはずだ。 なのに翡翠は違う。 本当に嬉しそうだった。