学園ラブストーリー

信号機が慌ただしく青になる。日々部活動に励んでいた私の前頭葉が狂いだす。ほっぺに缶ジュースを当てられる。



スプライトだ。ありがたく受け取ると、

李恩が「夏の甲子園。応援してるの響いてきた」、

「全力で何かにぶつかってるって到底並大抵なことでもできる訳ねえよな、飲めよ」と言われ、


缶ジュースを開け飲む。胸の中で心が少し救われたような感動を抱いた。


10分歩くと朦朧してきたので、缶は街中にあるゴミ捨て場に捨て、



「おぶろうか?自転車つきながらできるし」と言われ、
やっぱ調子悪いんだ、私。と思いながら、


引っ張りだこな私が休むと部に大ダメージを受けると思い、


おぶってもらうことにした。


空いている手で自転車のサドルを押す。


こんな場面部活のメンバーに見られたら休憩を凌いでくださいって言われかねないだろうなー。




にしても力あるな。さすが背番号17番。君が具合悪くなったらメンバーが困るのは目に見えてるから校門についたら流石に歩くね。目眩がしただけだから。


保健室で休息したら是が非でも元気出てくる。気がする。から。