学園ラブストーリー

名前を探す。李恩…次の次だ。間に合った…!体調不良者お願いだから出てこないでおくれよーと願いつつ、太陽がゆっくり西へ向かっている、日射量が少なくなるのを肌で感じた。



『背番号17番ピッチャー山越君』


身を乗り出し叫びたくなるのを抑え、有力者が来た雰囲気真っ只中。集中と緊張で場面がグラグラする。お茶のペットボトルを補給してと顧問から願い出られる。



私はそれを飲みなんとか耐えた上でワンプレーをみた。
キャッチャーが受け止めた。錦糸のような髪をふわりとさせ帽子を被る。バッターがいつきてもいいように振り翳す。打ったーと思ったらファウル。




活躍ぶりをみせた野球チームは円陣を組んで李恩の号令で絆を深め合い、切磋琢磨してる様だった。



私達も泣きながら肩を寄せ合って背中を摩り合った。途中退場した子も混ざって感動が感染していって涙を流し、日が沈む頃には熱量も下がり、バスの中へ移動した。