恐怖探偵団と呪われた願い事

俺は自宅から、Yたちはコンビニの駐車場で車を停めて番組を視聴していました。携帯電話でYと電話をしながら見ることになったんです。

女性の霊能者と番組司会者が次々心霊写真を紹介していきます。一枚一枚に霊能者がコメントをしていった。やがて、俺の作った心霊写真が紹介されました。写真を見つめていた霊能者の顔が、少しずつ険しいものになっていきました。

「写真から強い念を感じる」

その言葉にYたちは笑っていました。しかし、次の言葉で空気が変わりました。

「足首を見てください。崖の下から手のようなものが見えます」

俺が合成したのは三人の背後だけです。足元は何もいじっていない。写真が拡大されました。Yの足元に確かに手が写っています。あれが俺の作った加工ではないことを三人はわかっています。三人は静かになっていました。

「この人たちは死者を怒らせるようなことをしてしまった。すぐに写真はきちんとしたところで供養した方がいい」

俺はすぐに三人に写真を供養に出すように言いました。しかし、三人とも「あれは霊能者のインチキだ!」と言い張り、その写真を笑いながらその場でライターを使って燃やしてしまったんです。