日向が異能力名を言うと、麗奈たちはお菓子でできた空間にいた。日向の異能力は、別空間を作り出すことができる。
「このまま戦い続けても、どうにもならないよ。一度みんなで作戦を立てよう!」
日向が全員を見回して言う。翼が息を吐きながら言った。
「作戦って、どうしろって言うんだよ。何体倒しても意味ねぇし。逃げろってか?」
「あの化け物、水谷さんから生まれてたよな。水谷さん、死んでるわけじゃねぇのに……」
亮太がクッキーでできた床にゴロンと寝転がって言う。麗奈は「確かに。どうしてかしら?」と首を傾げる。呪いや幽霊といった存在のことは、麗奈よりも亮太たちの方が詳しい。しかし、その亮太たちもわからないようだ。
「水谷さんを攻撃するわけにもいかないし……」
蕾がため息を吐く。その時だった。日向の目が見開かれる。日向は真っ青な顔で辺りを見回した。鞠が「ひなぽん、どうしたの?」と訊ねる。日向が呟いた。
「空間、侵入される……!」
「このまま戦い続けても、どうにもならないよ。一度みんなで作戦を立てよう!」
日向が全員を見回して言う。翼が息を吐きながら言った。
「作戦って、どうしろって言うんだよ。何体倒しても意味ねぇし。逃げろってか?」
「あの化け物、水谷さんから生まれてたよな。水谷さん、死んでるわけじゃねぇのに……」
亮太がクッキーでできた床にゴロンと寝転がって言う。麗奈は「確かに。どうしてかしら?」と首を傾げる。呪いや幽霊といった存在のことは、麗奈よりも亮太たちの方が詳しい。しかし、その亮太たちもわからないようだ。
「水谷さんを攻撃するわけにもいかないし……」
蕾がため息を吐く。その時だった。日向の目が見開かれる。日向は真っ青な顔で辺りを見回した。鞠が「ひなぽん、どうしたの?」と訊ねる。日向が呟いた。
「空間、侵入される……!」



