恐怖探偵団と呪われた願い事

夜々はそう言い、英たち三人と四組担任を連れてプールを出ていく。残された「泳げるグループ」は最初は気まずそうにしていたものの、亮太の一言で空気が変わった。

「よし!!今からみんなで水掛け合い大会やるぞ!!おら!!」

亮太が翼に水をかける。すると、びしょ濡れになった翼が「雷!!やりやがったな!!」と亮太に水をかける。鞠たちも互いに水を掛け合い始めた。笑い声がプールに響く。

「いいな〜。楽しそう」

「でも、僕たちが行ったら溺れちゃうよ」

蕾と日向が羨ましそうに亮太たちを見ている。麗奈も亮太たちから目が離せなかった。もし、自分があそこにいたら。そんなことを考えてしまう。

(私、今、亮太たちと遊びたいって思ってーーー)

自分の気持ちに戸惑う麗奈に対し、みずきが「実はいいものを買ってきたの!」と話しかけてきた。その手には水鉄砲がある。蕾と日向の目が輝いた。

「みんな〜!!ここから「泳げるグループ」を狙いましょう!!」

みずきがそう言うと、「泳げないグループ」は全員用意された水鉄砲を手に取る。麗奈も日向から「はい。麗奈ちゃん」と渡され、受け取った。水を入れ、狙いを定め、発射する。