「バロン?」
麗奈が首を傾げると、鞠が「うちの子の名前!最近、好きな子に振られちゃったみたいなんだよね〜」と寂しげに言った。麗奈は思わず突っ込んでしまう。
「いや、犬に恋愛感情ってないでしょ」
「え〜!絶対あるって!」
麗奈が呆れ半分に鞠を見ていると、翼たち他の恐怖探偵団メンバーも周りに集まってくる。紫の短冊を手にした翼が、「これ、見せてやるよ。お前のためじゃないけどな!」とそっぽを向きながら言った。そこには、「ピアノのコンクールで優勝できますように」とある。
穏やかな時間が流れている。そう誰もがこの時まで思っていた。
書き終えた短冊は、廊下に置かれた笹の葉に吊るす。各クラスに一つずつ笹が用意されていた。麗奈が願い事を書き終えると、蕾が笑顔で言う。
「れいにゃ書けた?じゃあ、みんなで吊るしに行こ!」
「お〜!!」
鞠と亮太が大きく手を挙げた。優斗は優しく微笑んでおり、翼は呆れた表情を見せているがその目は優しい。日向は目を輝かせ、桜は「どんなお願いをみんな書いたの?」と他のクラスメートに訊ねている。麗奈は自分の書いた短冊を見た。
麗奈が首を傾げると、鞠が「うちの子の名前!最近、好きな子に振られちゃったみたいなんだよね〜」と寂しげに言った。麗奈は思わず突っ込んでしまう。
「いや、犬に恋愛感情ってないでしょ」
「え〜!絶対あるって!」
麗奈が呆れ半分に鞠を見ていると、翼たち他の恐怖探偵団メンバーも周りに集まってくる。紫の短冊を手にした翼が、「これ、見せてやるよ。お前のためじゃないけどな!」とそっぽを向きながら言った。そこには、「ピアノのコンクールで優勝できますように」とある。
穏やかな時間が流れている。そう誰もがこの時まで思っていた。
書き終えた短冊は、廊下に置かれた笹の葉に吊るす。各クラスに一つずつ笹が用意されていた。麗奈が願い事を書き終えると、蕾が笑顔で言う。
「れいにゃ書けた?じゃあ、みんなで吊るしに行こ!」
「お〜!!」
鞠と亮太が大きく手を挙げた。優斗は優しく微笑んでおり、翼は呆れた表情を見せているがその目は優しい。日向は目を輝かせ、桜は「どんなお願いをみんな書いたの?」と他のクラスメートに訊ねている。麗奈は自分の書いた短冊を見た。



