「ん…」
あれ…。
私…なにして…。
って、ここは!?
バッ と起き上がる。
そこは白い壁紙の落ち着いた雰囲気の部屋だった。
「…ここは…?」
私は確か、玲音たちに…
「っ…。」
…あれ全部、夢じゃないのかなぁ…。
「おっ。起きたか。」
「あっ…貴方!
確かあの時の、暖かい人っ…!」
「暖かい人?」
「あっ…ご、ごめんなさいっ…」
「ぷっ…ははっ!
あ〜…まぁいいよ。
それよりも勝手に連れてきて悪かったな。
お前の家分かんなくてさ。」
「いえ…!
それにしても私、どうして…?」
「お前俺と喋ってたら急に倒れたんだよ。
中々の高熱だったんだけど、家もわかんねー見知らぬ女だし、ここに連れてきた。」
「あ…。そうだった、んですね。
ありがとう、ございます。」
「いいよ、別に。
なんかあったのは、察したし。」
「…ありがとう、ございます。」
「つーか、他人行儀やめろ。
お前幾つ?」
「あっ15ですっ…!」
「じゃ俺と同じじゃん。
タメでいいよ。」
「は…えと、…分かっ、た?」
「よしっ
じゃーお前、一旦着替えられるか?
風呂もあるし。ついでに入ってこい。」
「えっ…いいの?」
「おー。下の階段降りて右な。」
「ありがとうっ…!」
…やっぱりあの暖かい人…優しい人だったなぁ…。
…優しい…、人…。
─"弱いからだよ"
「っ!」
…あの人も、私を嫌いになるのかな…。
…いや、助けてくれた人に失礼だよね。
とりあえずは早くお風呂に入らせてもらおうっ…!
「…あれ、君…。
もしかして昨日、あいつが抱えてきた女の子?」
「えっ?」
誰だろう…。
もしかして、暖かい人の知り合いの人…?
「あ、あの…私はえっと…」
そういえばあの人の名前知らないっ…!
どうしよう…
不審者だと思われちゃうっ…!
「これからよろしくね!」
ニコッとした笑顔をしてくれる彼。
これからって…?
わけも分からず、私はお風呂場へ向かう。
バサッ
…ヴィッグもカラコンも取らないと…。
ヴィッグも眼鏡も全て外し、鏡に映った隠していない自分の容姿をみる。
「…これが原因、だったのかな…。」
また胸が苦しくなるのを誤魔化すように、私はお風呂に入った。
「暖かい…。」
「…な。」
「…だね〜」
ポカポカのいい気持ちになって、声のする方向へ向かう。
「…えっと、お風呂…お借りしました…。」
「あ!可愛い子〜っ!
お風呂上がりだよね?暖かーいっ!」
可愛らしい男の子にぎゅーっと抱きしめられる。
「えっ…へっ!?」
「おい真皇!」
バッと私と真皇と呼ばれる人の間に入る、暖かい人。
「あの、この人達は…?」
「あ、悪い。伝え忘れてた。
今お前に抱きついた奴が愛王 真皇。
そこでヘラヘラしてるのが一之瀬 遙
奥でなんも喋ってないのが仁志 季也
そして俺が天瀬 蓮也。」
「よろしくねーっ!」
「よろしくね、お嬢ちゃん?」
「…よろ。」
「…で、お前の名前は?」
「…あっ私は、咲月 結彩っていいます!
…それで…、」
神風、の…
─"ここから出ていけ"。
「…。」
「…ま、なんでもいいじゃんっ?
それよりも〜君結彩ちゃんって言うんだよねっ!
これからよろしくねーっ!」
「あのっ…!
みんなの言う"これからよろしく"ってどういう…?」
「え、結彩ちゃん知らないの?」
「…おい、蓮也…。」
「あ〜…言ってないな、そういえば。。」
「蓮也ーっ!」
「あー改めて言う。
咲月結彩。
俺たちはお前を〖狂花〗に向かい入れたい。」
「えっ…?」
私が…狂花に…?
っていうか…
「蓮也たち、狂花の人達なの!?」
この地域には4つの花鳥風月に用いた名前の暴走族が存在する。
〖狂花〗〖黒鳥〗〖神風〗〖月影〗
それらがほぼ同格の力を持っているが、神風がNo.1をずっと保ってきた。
その神風に続くNo.2が、狂花だ。
「…それも言ってなかったか?」
「聞いてないっ…!」
「蓮也ぁ…?」
「悪い。」
「どうして…?」
初対面…よね、私とこの人達…。
「お前の強さを、俺たちは買いたい。」
─この瞬間から、止まったはずの私の中の歯車が回り出した。
あれ…。
私…なにして…。
って、ここは!?
バッ と起き上がる。
そこは白い壁紙の落ち着いた雰囲気の部屋だった。
「…ここは…?」
私は確か、玲音たちに…
「っ…。」
…あれ全部、夢じゃないのかなぁ…。
「おっ。起きたか。」
「あっ…貴方!
確かあの時の、暖かい人っ…!」
「暖かい人?」
「あっ…ご、ごめんなさいっ…」
「ぷっ…ははっ!
あ〜…まぁいいよ。
それよりも勝手に連れてきて悪かったな。
お前の家分かんなくてさ。」
「いえ…!
それにしても私、どうして…?」
「お前俺と喋ってたら急に倒れたんだよ。
中々の高熱だったんだけど、家もわかんねー見知らぬ女だし、ここに連れてきた。」
「あ…。そうだった、んですね。
ありがとう、ございます。」
「いいよ、別に。
なんかあったのは、察したし。」
「…ありがとう、ございます。」
「つーか、他人行儀やめろ。
お前幾つ?」
「あっ15ですっ…!」
「じゃ俺と同じじゃん。
タメでいいよ。」
「は…えと、…分かっ、た?」
「よしっ
じゃーお前、一旦着替えられるか?
風呂もあるし。ついでに入ってこい。」
「えっ…いいの?」
「おー。下の階段降りて右な。」
「ありがとうっ…!」
…やっぱりあの暖かい人…優しい人だったなぁ…。
…優しい…、人…。
─"弱いからだよ"
「っ!」
…あの人も、私を嫌いになるのかな…。
…いや、助けてくれた人に失礼だよね。
とりあえずは早くお風呂に入らせてもらおうっ…!
「…あれ、君…。
もしかして昨日、あいつが抱えてきた女の子?」
「えっ?」
誰だろう…。
もしかして、暖かい人の知り合いの人…?
「あ、あの…私はえっと…」
そういえばあの人の名前知らないっ…!
どうしよう…
不審者だと思われちゃうっ…!
「これからよろしくね!」
ニコッとした笑顔をしてくれる彼。
これからって…?
わけも分からず、私はお風呂場へ向かう。
バサッ
…ヴィッグもカラコンも取らないと…。
ヴィッグも眼鏡も全て外し、鏡に映った隠していない自分の容姿をみる。
「…これが原因、だったのかな…。」
また胸が苦しくなるのを誤魔化すように、私はお風呂に入った。
「暖かい…。」
「…な。」
「…だね〜」
ポカポカのいい気持ちになって、声のする方向へ向かう。
「…えっと、お風呂…お借りしました…。」
「あ!可愛い子〜っ!
お風呂上がりだよね?暖かーいっ!」
可愛らしい男の子にぎゅーっと抱きしめられる。
「えっ…へっ!?」
「おい真皇!」
バッと私と真皇と呼ばれる人の間に入る、暖かい人。
「あの、この人達は…?」
「あ、悪い。伝え忘れてた。
今お前に抱きついた奴が愛王 真皇。
そこでヘラヘラしてるのが一之瀬 遙
奥でなんも喋ってないのが仁志 季也
そして俺が天瀬 蓮也。」
「よろしくねーっ!」
「よろしくね、お嬢ちゃん?」
「…よろ。」
「…で、お前の名前は?」
「…あっ私は、咲月 結彩っていいます!
…それで…、」
神風、の…
─"ここから出ていけ"。
「…。」
「…ま、なんでもいいじゃんっ?
それよりも〜君結彩ちゃんって言うんだよねっ!
これからよろしくねーっ!」
「あのっ…!
みんなの言う"これからよろしく"ってどういう…?」
「え、結彩ちゃん知らないの?」
「…おい、蓮也…。」
「あ〜…言ってないな、そういえば。。」
「蓮也ーっ!」
「あー改めて言う。
咲月結彩。
俺たちはお前を〖狂花〗に向かい入れたい。」
「えっ…?」
私が…狂花に…?
っていうか…
「蓮也たち、狂花の人達なの!?」
この地域には4つの花鳥風月に用いた名前の暴走族が存在する。
〖狂花〗〖黒鳥〗〖神風〗〖月影〗
それらがほぼ同格の力を持っているが、神風がNo.1をずっと保ってきた。
その神風に続くNo.2が、狂花だ。
「…それも言ってなかったか?」
「聞いてないっ…!」
「蓮也ぁ…?」
「悪い。」
「どうして…?」
初対面…よね、私とこの人達…。
「お前の強さを、俺たちは買いたい。」
─この瞬間から、止まったはずの私の中の歯車が回り出した。

