昼休みに教室へ戻ると、置いておいたスマホに狂花の皆から連絡が来ていた。
〘 結彩。今どこだ?〙
〘 結彩ちゃんどこいるのー!(涙)〙
〘 お昼一緒に食べようと思ったら何処にもいなくて探してるんだけど…大丈夫?〙
〘 大丈夫か〙
わっ…すごく心配されてたっ…!
えーと…
〘 大丈夫だよ!
友達に呼ばれて、頼み事されてただけ。
探してくれてたのにごめんね。〙
っと…。
ポチッと連絡を返した瞬間、凄い勢いでみんなから返信が帰ってくる。
…凄く、心配かけちゃってたんだな…。
〘 何も無かったか?〙
「…!」
全てを見透かしたような言葉に思わずドキッとする。
…みんなにこれ以上迷惑も心配もかけたくないし…。
〘 うんっ大丈夫!〙
…っと。
…きっともう、大丈夫だ。
「今日の日直ー。
頼み事があるだがいるかー?」
「あ、はーいっ!」
私は先生に呼ばれ、前回回収したクラス全員分のノートを次使う教室まで運ぶ。
重い…けど、転んだりしない分は大丈夫そう…っ
「って…きゃあっ!」
その瞬間。
落ちていた何かに滑って、思いっきり頭から転びそうになる。
受け身っ…!!
──その時だった。
…あれ…痛くない…?
受け身、取れた…?失敗したはずなのに…
そんなことを考えていると…
「…大丈夫か?」
「えっ?」
顔を上げると、黒い漆黒の髪を靡かせたウルフヘアの男の人が私を抱えていた。
「わっ…えとっ…!すみませんっ…!
失礼だとは思うんですけど、私重いので下ろしてくださいっ…!」
そう若干パニック気味に私は彼に告げる。
だってだってだって…っ!
お姫様抱っこみたいな感じで抱えられてるんだもんっ…!こんなの、恥ずかしすぎて我慢できないっ…!
「フッ」
今…笑った…?
どうしよう。どこに笑われたのか分からない。
笑っちゃうぐらい重い…とか?
そんな事をぐるぐる考えていると、トンッと優しく下ろされる。
「…えと、助けていただいてありがとうございましたっ…、!
た、助かりましたっ…!」
「…まぁ、必要なかったと思うがな。」
「え?」
どういう意味だろう…?
「…あんた、自分で受け身取ろうとしてただろ。
しかもバク転取り入れたやつ…。」
「へっ…!」
ば、バレてたっ…!
受身をする前の段階では誰にもバレたことないのにっ…!
…ていうか…この人も…
綺麗な灰色の瞳に、切れ長な目。
そして赤メッシュが少し入った綺麗な髪。
そんな芸能人みたいな顔をした人だけど…
「…あなたも、凄く強いでしょう?」
「…!」
…って、私今なんて言ったっ…!?
どうしよう…でも…
この人の気配、尋常じゃない。
蓮也達とはまた違う、強い気配。
この気配だけでも人を威嚇できるほどに…。
「…お前も比にならないほど、強い。」
「…!」
「…じゃ。」
そう言い残して去っていく彼。
…一体、誰なんだろう…?
「って…早くノート運ばないとっ…!」
私はすぐにノートを教室まで運んだ。
〘 結彩。今どこだ?〙
〘 結彩ちゃんどこいるのー!(涙)〙
〘 お昼一緒に食べようと思ったら何処にもいなくて探してるんだけど…大丈夫?〙
〘 大丈夫か〙
わっ…すごく心配されてたっ…!
えーと…
〘 大丈夫だよ!
友達に呼ばれて、頼み事されてただけ。
探してくれてたのにごめんね。〙
っと…。
ポチッと連絡を返した瞬間、凄い勢いでみんなから返信が帰ってくる。
…凄く、心配かけちゃってたんだな…。
〘 何も無かったか?〙
「…!」
全てを見透かしたような言葉に思わずドキッとする。
…みんなにこれ以上迷惑も心配もかけたくないし…。
〘 うんっ大丈夫!〙
…っと。
…きっともう、大丈夫だ。
「今日の日直ー。
頼み事があるだがいるかー?」
「あ、はーいっ!」
私は先生に呼ばれ、前回回収したクラス全員分のノートを次使う教室まで運ぶ。
重い…けど、転んだりしない分は大丈夫そう…っ
「って…きゃあっ!」
その瞬間。
落ちていた何かに滑って、思いっきり頭から転びそうになる。
受け身っ…!!
──その時だった。
…あれ…痛くない…?
受け身、取れた…?失敗したはずなのに…
そんなことを考えていると…
「…大丈夫か?」
「えっ?」
顔を上げると、黒い漆黒の髪を靡かせたウルフヘアの男の人が私を抱えていた。
「わっ…えとっ…!すみませんっ…!
失礼だとは思うんですけど、私重いので下ろしてくださいっ…!」
そう若干パニック気味に私は彼に告げる。
だってだってだって…っ!
お姫様抱っこみたいな感じで抱えられてるんだもんっ…!こんなの、恥ずかしすぎて我慢できないっ…!
「フッ」
今…笑った…?
どうしよう。どこに笑われたのか分からない。
笑っちゃうぐらい重い…とか?
そんな事をぐるぐる考えていると、トンッと優しく下ろされる。
「…えと、助けていただいてありがとうございましたっ…、!
た、助かりましたっ…!」
「…まぁ、必要なかったと思うがな。」
「え?」
どういう意味だろう…?
「…あんた、自分で受け身取ろうとしてただろ。
しかもバク転取り入れたやつ…。」
「へっ…!」
ば、バレてたっ…!
受身をする前の段階では誰にもバレたことないのにっ…!
…ていうか…この人も…
綺麗な灰色の瞳に、切れ長な目。
そして赤メッシュが少し入った綺麗な髪。
そんな芸能人みたいな顔をした人だけど…
「…あなたも、凄く強いでしょう?」
「…!」
…って、私今なんて言ったっ…!?
どうしよう…でも…
この人の気配、尋常じゃない。
蓮也達とはまた違う、強い気配。
この気配だけでも人を威嚇できるほどに…。
「…お前も比にならないほど、強い。」
「…!」
「…じゃ。」
そう言い残して去っていく彼。
…一体、誰なんだろう…?
「って…早くノート運ばないとっ…!」
私はすぐにノートを教室まで運んだ。


