スタッフさんもぐるっと一周挨拶を終え、適宜解散となった。
今までドラマに出られても1、2話分のゲスト出演だけで初めからスタッフさんと関わることがなかった。
数の多さに驚きつつも、だからこそ一人一人のスタッフさんと丁寧に接さなきゃなと気を引き締める。
「平澤さん」
「はい。…あ、瀬山さん」
なんて考えてたら、声をかけられた。
「改めまして、「あ、私の方から」
「え?」
「あっ私の方が年上なので、先にあいさ「僕の方が先輩です」
「へ、?」
「映画の先輩です」
「なので、僕から。改めまして瀬山舜と申します。羽衣さん、僕に安心してついてきてください」
「う、いさん…」
目の前に差し出された手を唖然としたまま掴む。
と
「うわぁっ」
突然手を引っ張られ、気付いたら瀬山さんの胸が近くにあった。
ちちち近い…っ!
「こんな様子じゃ後で研修代徴収だなー」
そう呟いた後、少し腰をかがめて私の耳元でふふふっと笑いさらに口を近付け「その時はちゃんと払えよ」と囁いた。
テレビでいつも見ていた爽やかでにこやかな王子様的な雰囲気は一切消え、瞳が冷たく光る。
一瞬飲み込まれそうになったけれど手を振り解きながら
「払わなくて済むようにします。私よりも芸歴が長いからと言って私をからかっていい理由にはなりません」
と言い放つ。
「そーだね。でも、羽衣さんボーッとしちゃってさドキドキしちゃってんのバレてるからね」
「じゃねー」
言い返しても言い返されてヒラヒラと手を振られて終わった。
今までドラマに出られても1、2話分のゲスト出演だけで初めからスタッフさんと関わることがなかった。
数の多さに驚きつつも、だからこそ一人一人のスタッフさんと丁寧に接さなきゃなと気を引き締める。
「平澤さん」
「はい。…あ、瀬山さん」
なんて考えてたら、声をかけられた。
「改めまして、「あ、私の方から」
「え?」
「あっ私の方が年上なので、先にあいさ「僕の方が先輩です」
「へ、?」
「映画の先輩です」
「なので、僕から。改めまして瀬山舜と申します。羽衣さん、僕に安心してついてきてください」
「う、いさん…」
目の前に差し出された手を唖然としたまま掴む。
と
「うわぁっ」
突然手を引っ張られ、気付いたら瀬山さんの胸が近くにあった。
ちちち近い…っ!
「こんな様子じゃ後で研修代徴収だなー」
そう呟いた後、少し腰をかがめて私の耳元でふふふっと笑いさらに口を近付け「その時はちゃんと払えよ」と囁いた。
テレビでいつも見ていた爽やかでにこやかな王子様的な雰囲気は一切消え、瞳が冷たく光る。
一瞬飲み込まれそうになったけれど手を振り解きながら
「払わなくて済むようにします。私よりも芸歴が長いからと言って私をからかっていい理由にはなりません」
と言い放つ。
「そーだね。でも、羽衣さんボーッとしちゃってさドキドキしちゃってんのバレてるからね」
「じゃねー」
言い返しても言い返されてヒラヒラと手を振られて終わった。


