橙色の電灯が揺れる、十七夜の縁日。
会いたい人を思いながら月を待つと会えるという言い伝え。
私は去年亡くなった祖母を思い浮かべた。
月が昇る。
あ、人混みの向こうで祖母が手を振ってる!
嬉しくて駆け出した時、腕を掴まれた気がした。
振り返ると男の子。
事故で死んだはずのあの子。
懐かしい声で「まだ来ちゃダメだ」
祖母の後ろには、たくさんの人影が並んでいた。
ヒラヒラと優しく手を振りながら。
会いたい人を思いながら月を待つと会えるという言い伝え。
私は去年亡くなった祖母を思い浮かべた。
月が昇る。
あ、人混みの向こうで祖母が手を振ってる!
嬉しくて駆け出した時、腕を掴まれた気がした。
振り返ると男の子。
事故で死んだはずのあの子。
懐かしい声で「まだ来ちゃダメだ」
祖母の後ろには、たくさんの人影が並んでいた。
ヒラヒラと優しく手を振りながら。



