【二百文字】怪談集

「新しい長靴を自慢すると、ずぶ濡れの少女の霊に殺される」そんな都市伝説を耳にした。
いいなぁ、新しい長靴。そう思っていると、継母が箱を渡してくれた。
「わぁ、レインシューズだ、おしゃれ!」
「ほら、それを履いて、ご近所に見せてくるといいわ」背中を無理やり押され、外へ追い出さた。
雨が痛いほど降りつける。
土砂降りの向こうから、何かが近づいてきた……。
自慢なんてしてない、これは全然自慢じゃない。