田他里町(たたりまち)の怖い話【200文字怪談】

友達の家で、夜中に闇鍋女子会をすることになった。
「私マシュマロ」「私イチゴ!」
みんな可愛いものばっかで、ちっとも闇鍋にならないねって笑い合っていた。
準備ができて、部屋の電気が消される。
いよいよだ。……でも、おかしい。
いくら待っても真っ暗だ。
酷く暑くて、じめじめしている。
ぐつぐつという音がする。
天井を見た。出口はなかった。私たちは、大きな鍋の中にいた。