「なんで?」 首を傾げる。 すると皐月はため息をついた。 「そろそろ自覚してよ。」 「何の?」 「全部。」 意味が分からない。 本当に分からない。 皐月は少しだけ眉を寄せた。 そして。 「今日何人に話しかけられたと思ってるの?」 「え?」 「クラスの男子だけで七人。」 「なんでそんなこと数えてるの!?」 思わずツッコむ。