「一日だけ。」 小さく呟く。 「一日だけだから。」 そう言って私は眼鏡を外した。 ⸻ 学校へ向かう道。 すれ違う度に生徒たちが何度も振り返る。 気のせいかな。 後ろに皐月が居るのではと振り返ってみたけど違ったみたいだ。 学校に着き教室の扉を開いた瞬間。 ガラッ。 教室が静まり返る。 みんなが私を見ている。