中学に入ると同時に花梨は眼鏡を付けて学校に行っていた。
本人は目悪くないんだけど、
゛お兄ちゃんが付けろ ゛ってうるさくて付けさせられたらしい。
最初は周りの人に花梨の可愛さに気づく人が居なかった。
でも
体育祭の時だった。
暑くて一瞬眼鏡を外した花梨を見て。
周りの男子がざわついた。
『星宮さんってあんな可愛かったの?』
その言葉を聞いた瞬間。
何故か面白いくなかったな。
なんでかわからないけど。
「それ嫉妬じゃね?」
「違うから。」
「違わない。」
「違うし!」
「違わない。」
なんだこの会話。
俺は小さくため息をついた。

