「花梨ちゃんのこと考えてる顔。」 「……。」 「否定しないのか。」 「否定と何も合ってるし。」 「素直のとこちゅき♡」 「きしょ!!」 うるさい。 昔からこいつは妙に勘がいい。 悠真はペットボトルを開けながら笑った。 「で?」 「何が。」 「花梨ちゃん。」 「花梨がなに」 「うおーその顔こわっ!」 そりゃそうか。 悠真にだけは俺が花梨のことをどんな存在として見ているのかを知っている。