地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

皐月side


俺には大切な幼なじみがいる。

小さい頃から一緒で今もずっと一緒に居たい人。


その相手は――

星宮花梨。

俺の幼なじみだ。

「はぁ……。」

昼休み。

誰もいない階段の踊り場で俺は深いため息をついた。


それは今朝のこと。

原因はもちろん花梨。

正確には。

『もう、皐月と幼なじみやめたい。』

あの言葉だ。

何度思い出しても胸が痛む。

あんな顔をされたのは初めてだった。