地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。


肩に力が入り、呼吸をするたび胸が苦しくなる。

実際、中学の頃には何度も嫌な思いをした。

゛九条くんと仲良いからって調子乗ってるの?゛

゛なんであんな地味な子が ゛

とそんな陰口を何度も聞いている。

教室の後ろでひそひそと囁かれる声。

私が近づいた瞬間に途切れる会話。


笑い声が聞こえるたび、自分のことを言われている気がして、心臓が嫌な音を立てた。


机に向かっていても背中がむず痒くなり、振り返る勇気もなく俯いていた日のことを今でも覚えている。