地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

そして放課後。

チャイムが鳴り終わっても、私は席から立てずにいた。

胸が落ち着かない。

朝からずっと同じだ。

『放課後、ちゃんと話す。』

皐月の言葉が何度も頭の中で繰り返される。

何を話すつもりなんだろう。


考えれば考えるほど分からなくなっていく。

授業中だって上の空だった。

先生に当てられて慌てたり、ノートを取る手が止まったり。

莉奈には何度も呆れた顔をされた。