「さ、皐月……!?」 「疲れたんでしょ。」 耳元でそんな声がする。 近すぎる距離に、かすかに触れる吐息まで感じてしまう。 心臓が跳ねた。 「このまま休憩しよ。」 「でも……。」 「甘えたいって顔に書いてあったよ。」 言われて。 一気に顔が熱くなる。 そんなに分かりやすかったのだろうか。 恥ずかしくて何も言えない。 すると。 皐月は私の頭を優しく撫でた。