地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。


前はこんな風に甘えることなんてできなかった。

迷惑じゃないかな。

重くないかな。

そんなことばかり考えていた。

でも。

今は違う。

皐月はちゃんと受け止めてくれる。

だから。

少しだけ勇気を出す。

「ねぇ皐月。」

「ん?」

「わたし疲れちゃった。」

「知ってる。」

「もっと褒めてー」

数秒。

沈黙。

そして。

皐月が固まった。

私は思わず吹き出す。