「わたし、もうだめ。」 「早いよ。」 「もう脳みそ使い切った。」 「一時間も経ってない。」 「うぅ...」 皐月が呆れたように笑う。 そして。 ぽん。 頭に手が乗った。 「頑張ってて偉い。偉い。」 なんだろう、なんか 「子供扱いしないでよ。」 「してない。」 「してる。」 「してない。彼女に対するしっかりとした扱いです。」 いつもの言い合いが むしろ心地いい。 少し前の私なら。