ある日の休日。 私は皐月の部屋にいた。 理由は来週のテスト勉強を教えてもらうために。 「花梨。」 「ん?」 「ここ違う。」 「あ。」 ノートの上を指差される。 また間違えた。 私は思わず机に突っ伏した。 「もう無理……。」 「まだ三十分しか経ってないよ。」 「30分は結構長いもん……。」 「もうちょっと頑張ろ。」 そう言いながら皐月は笑う。 余裕そうで少し悔しい。