地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。


そして。

ゆっくり目を伏せる。

「……うん、九条くんと星宮さんを見てたらわかるよ。」

その声は少し寂しそうだった。

だけど。

どこか吹っ切れたようにも聞こえた。

「星宮さん...今まで酷いことしてごめんなさい...。」

ぽつりと呟く。

「...九条くんのことはしっかり諦めるし、もう2人にも近づきません.....本当にごめんなさい...。」

私は何も言わなかった。

許せるとか。

許せないとか。

今はまだ言えない。

だけど。

彼女も苦しかったんだと思った。

好きだったから。