「え?」 「...私地味だし、冴えないし正直皐月の隣にいるべきじゃないって思ってる。」 私は小さく笑う。 「どうして私なんだろうって今も思ってるよ。」 昔から人気者の幼なじみ。 比べられる毎日。 自信なんてなかった。 ぶっちゃけ釣り合わないと思ってる。 同じくらいの人になろうと頑張ろうとしても皐月みたいにちっとも完璧になれない。 それでも。 私は胸に手を当てた。 鼓動が速い。 怖くないわけじゃない。