中には二枚の紙。 『早く九条くんと別れろよ!!』 『今日の放課後、絶対校舎裏に来なさいよ。逃げたら分かるわよね?』 ゛別れろ ゛そう言われるのは何度目だろう。 逃げないと決めたけど、この文には変わらず胸が痛む。 正直怖い。 今すぐ逃げ出したい。 だけど。 私は紙を握りしめた。 もう逃げないと決めた。 これからも皐月の隣に1番近くに居たい。 その時だった。 「花梨。」 後ろから声がする。