「あと。」 月城が少し言葉を止める。 「多分これが一番、花梨が嫌なものだと思うんだけど、机に変な紙入ってた。その紙が何を書かれているかまでは見えなかった、でもきっと良くないことが書かれてることだけはわかる。」 その瞬間。 頭の中が真っ白になった。 変な紙。 それが何を意味するかくらい分かる。 胸の奥で何かが切れそうになる。 けれど。 怒る前に思った。 花梨はこれを一人で抱えていた。 怖かったはずだ。 苦しかったはずだ。 それなのに。 また俺を困らせたくないって黙っていた。