電話越しに助けを求めるような声を聞いた瞬間、本気で焦った。 そして朝。 いつもより早く家を出る。 1秒でも早く花梨に会いたくて あとこれ以上花梨を一人にしたくなかった。 家の前で待っていると花梨が出てくる。 俺を見て少しだけ驚いた顔をした。 でも。 昨日よりちゃんはちゃんと笑っていた。 そのことに少しだけ安心する。 「おはよう。花梨」 「皐月、おはよう。」 並んで歩く。 だけど。 俺の頭の中は別のことでいっぱいだった。