だけど次の瞬間には紙を握り潰していた。 見られたくない。 知られたくない。 莉奈にも、 あと、皐月だけには。絶対知られちゃ行けない。 もし知ったらきっと心配するだろう。 だから私は紙を鞄の奥に押し込んだ。 誰にも言わない。 そう決めた。 だけど。 その日からだった。 再び教室に入るたび周りの視線が気になり出したのは。