地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

絶対、皐月には心配かけちゃいけない。


「...な、なんか今日は体育終わりで異常に暑かったから外してるだけ!」

もちろんこれはうそ。

私はいつだって制服着崩さないタイプだし、どんなに暑くてもネクタイを外すことはない。

すると皐月は笑った。

「そっか、確かに今日ちょっと暑いかもな。」

「で、でしょー!」


良かった気づかれなくって。



そして次の日の移動教室で
私は教室に忘れ物を取りに戻った。

教室には誰もいない。

静かな空間。

自分の席へ向かう。

そして。

足が止まった。

机の中に紙が入っていた。

白い紙。

折りたたまれている。