地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

でもどんどん

お気に入りのヘアピンや教科書に挟んでいた栞とか

全部どこかへ消えてしまった。

でも。

私はあまり深く考えなかった。

なくし物なんて誰にでもある、そう思っていた。

でも体育の終わり着替えようとしたら

「あれ、無い...。」


「どうしたの花梨」

隣で心配そうにみてる莉奈が声をかけてくれる。

でも私は咄嗟に

「...ううんっやっぱなんでもない!!」


おかしい、制服のネクタイが無い。
絶対カバンのポケットのとこに入れて置いたのに...。



もやもやしたまま放課後を迎えた。

ネクタイを探そうと教室を出ようとした時だった。


「花梨。帰ろう...あれ?」


皐月が私を呼ぶ。

「あ...え?皐月どうかした!?」


皐月は自分の胸元刺して
「花梨ネクタイは?」

そう聞かれ胸がドキッと嫌な音を立てる。