「お泊まりの日、何かあった?」 その一言に一瞬で固まる。 思い出すのは。 雷の夜。 皐月の腕の中。 そして。 『花梨だけ。』 「な、何もない!」 顔を真っ赤にして否定する。 莉奈は小さくため息をついた。 「分かりやすい。」 「うぅ……。」 絶対信じてもらえていない。