地味な私が人気者の幼なじみに溺愛されています。

翌朝。

短い睡眠の中、眠い目を擦りながら家を出る。

すると。

家の前に皐月が待っていた。

「花梨、おはよう。」

いつも通り。

何も変わらない笑顔。

それだけで心臓が跳ねる。

「お、おはよう、皐月。」

慌てて視線を逸らした。

すると皐月が首を傾げる。

「どうした?」

「な、何が?」

「目、合わないし。合わそうとしても逸らす。」

合わせられるわけない。

どんな気持ちでいると思ってるの。