変わったのは周囲と、そして私の方だった。
でも今はもう違う。
皐月は人気者で、私はただの地味な女子。
隣にいる資格なんて、もうない。
そう思ってしまう。
本当は資格なんて誰も決めていない。
それでも、周囲の視線を浴びるたびに
「お前は場違いだ」
と言われている気がしてしまう。
教室の窓に映る自分と皐月を見比べるたび、その言葉が頭の中で何度も繰り返される。
「資格とか関係ないだろ。」
何も喋らなかった私の心を読んだように皐月が言う。
「関係あるの。」
「ない。」
「あるってば!」
「ない。」
子供みたいな言い合いになる。

