食品を扱う店だからか、いつもよりキッチリと1つに纏められたお団子ヘア。
白いうなじがハッキリと見えて、俺は一種の感慨を覚えた。
…………え、こんなにハマるタイプって今までいなかったんだけど、と。
それからは彼女のことを(鑑賞用として)目で追う日々が続いた。
彼女の性格のことはほぼ知らないがため、恋には至らない。
でも、ただのたまに見かける存在、ってほど軽くもない。
そんなある日、面と向かって話したのが、今日だった。
彼女が俺のことを見てガン見していたのに気づき、このままでいたくないと思った俺は、思わず彼女を引き止めた。
この状況に戸惑っていたみたいだけど、彼女は俺を………いや、正確には俺の腕をまじまじと見つめており、その目はキラキラと見開かれていた。
その瞬間、俺は悟った。
「ああ、同種だな」と。
たぶん彼女は、今までの女子と違って、俺の顔に興味があるわけではない。
それより、俺の腕の方が好きなんだろう。
俺が連絡先を交換しようと誘ったときに見せた彼女の瞳には、暗闇でもはっきりと見えるくらい、「俺と同じ感情」が混ざっていた。
おそらく彼女のフェチは、腕、もしくは手かな。
確かに、自分でも悪くはないだろうな、とは思う。
太くもなく、細くもなく。絶妙なバランスだと言えるだろう。
俺は、さっき律儀に送られてきた、「よろしくお願いします」というスタンプを見て、ふいに口元を緩めた。
………これから楽しくなりそうだ。
白いうなじがハッキリと見えて、俺は一種の感慨を覚えた。
…………え、こんなにハマるタイプって今までいなかったんだけど、と。
それからは彼女のことを(鑑賞用として)目で追う日々が続いた。
彼女の性格のことはほぼ知らないがため、恋には至らない。
でも、ただのたまに見かける存在、ってほど軽くもない。
そんなある日、面と向かって話したのが、今日だった。
彼女が俺のことを見てガン見していたのに気づき、このままでいたくないと思った俺は、思わず彼女を引き止めた。
この状況に戸惑っていたみたいだけど、彼女は俺を………いや、正確には俺の腕をまじまじと見つめており、その目はキラキラと見開かれていた。
その瞬間、俺は悟った。
「ああ、同種だな」と。
たぶん彼女は、今までの女子と違って、俺の顔に興味があるわけではない。
それより、俺の腕の方が好きなんだろう。
俺が連絡先を交換しようと誘ったときに見せた彼女の瞳には、暗闇でもはっきりと見えるくらい、「俺と同じ感情」が混ざっていた。
おそらく彼女のフェチは、腕、もしくは手かな。
確かに、自分でも悪くはないだろうな、とは思う。
太くもなく、細くもなく。絶妙なバランスだと言えるだろう。
俺は、さっき律儀に送られてきた、「よろしくお願いします」というスタンプを見て、ふいに口元を緩めた。
………これから楽しくなりそうだ。


