常夏の甘い恋を、キミと。 〜どうやら恋の始まりはお互いフェチだった模様です〜

恋愛をするにはまず、相手が必要だ。
ただそこで大きな問題。
私はさっきも言ったように女子校で6年過ごしてきた。共学の大学へ行っても、そんなすぐに好きな人は見つからない。
でも私は今までできなかった恋愛をしたい。そのための方法はやっぱり合コン!

去年20歳になってからお酒を飲めるようになり、友達が主催する合コンはバーになった。
私自身お酒を飲むのは嫌いじゃない。っていうより、大好き。お酒には強い自信あるし、今までほろ酔いしかしたことない。
そこで今夜こそは好きなタイプの異性を見つけるぞと意気込んでいたのに、結果はこの有様。確かにイケメンはいたけれど、何あれ!ひょろいし腕細いし頼りなさそう!(失礼極まりない)
「あ〜あ、もーなんでこんなに見つからないの〜。私のタイプはたぶん男らしい人なのに!」
そう思って男らしい人を見てみても、なぜかみんなに興味をそそられない。こういう私って欲張りなのかな?
女子校はキツいし懲り懲りだと思っていた私だが、どうやら男を選ぶ目だけは厳しくなってしまったらしい。

そんなことを考えながら私があともうすぐでマンションに着く………ってところまで行くと、近くで営業中の光を灯しているお酒屋さんを見つけた。
あぁ、あそこって有名でおいしいフルーツ酒が売ってるって場所だっけ。確か近所に住む友達が教えてくれたなぁ。
最近、大学で課題のレポートの提出も迫ったり、テストがあったりしてイライラしている私は、このストレスを発散することに決めた。
「はぁ〜。なんかむしゃくしゃするし、あそこでお酒でも買って帰ろうかな!よぉし、今夜はやけ酒だ〜!」
え?やるべきことがあるならそれをやれって?
うん、確かに正論を言われるのはわかってる。でも、今日は金曜日。土日に頑張ればなんとかなるでしょ!
楽観的な私はそう1人で自己解決しながら、私は近くのお酒屋さんへ足を向けた。