私だけが知っている、君の秘密


教室がざわつく。

「転校生!?」

「大丈夫?」

私は固まった。

いやいや。

無理じゃない?

すると。

伊織が笑った。

「一緒にやろう」

優しい声。

断りづらい。

すごく断りづらい。

私は苦笑する。

「……頑張ります」

教室から拍手が起こった。