私だけが知っている、君の秘密


気になって近付く。

窓から中が少し見えた。

そこにいたのは。

朔斗だった。

一人。

誰もいない生徒会室。

机の上には大量の資料。

朔斗は黙々と作業を続けている。

時計を見る。

もう夜の八時を過ぎていた。

私は思わず息を呑む。

「まだ帰ってない……」