私だけが知っている、君の秘密


翌日の放課後。

私は美月と一緒に帰ろうとしていた。

すると。

廊下の向こうから女子達の歓声が聞こえる。

「玲夜くん!」

「待ってー!」

相変わらずの人気だった。

私は思わず笑う。

「あれ毎日なん?」

「毎日」

美月は即答した。

「玲夜も大変よね」

その時だった。

「天音さん」

後ろから声がした。

振り返る。

伊織だった。