私だけが知っている、君の秘密


「だから言ってるだろ」

低い声。

今まで聞いたことのない声だった。

「もう終わった話だ」

玲夜は苛立ったように言う。

しばらく沈黙。

そして。

小さく呟いた。

「女なんて信用できない」

私は息を呑む。

その時だった。

玲夜が振り返る。

目が合う。

数秒。

玲夜の顔から血の気が引いた。