私だけが知っている、君の秘密


「そういえば」

私はふと気になった。

「みんな仲良いよね」

すると。

生徒会室が静かになる。

数秒後。

伊織が笑った。

「俺たち幼なじみなんだ」

「えっ?」

思わず声が出る。

玲夜も笑う。

「腐れ縁ってやつ」

朔斗はため息を吐いた。

「気付いてなかったのか」

私は驚く。

その時。

ふと見えた。

珀翔の表情。

ほんの少しだけ。

安心したように笑った気がした。