私だけが知っている、君の秘密


私は思わず珀翔を見る。

珀翔は不機嫌そうだった。

「お前ら声でかい」

「事実だろ」

玲夜はため息を吐いた。

「いつもなら次の日まで引きずるじゃん」

「今回は元気そうだし」

すると。

伊織も不思議そうな顔をする。

「確かに」

「珍しいよね」

朔斗も腕を組んだまま頷いた。

「回復が早い」

私は目を瞬く。

そんなに酷かったんだ。